Finnish Restaurant “Juuri”

June 7, 2009

3月以来ブログを更新しないまま早くも6月。何も書くことがなかったわけではなくどちらかというと盛り沢山だった。4月の初めEspooからHelsinkiに、イースターホリデーにはスイスのツェルマットでスキーをして5月の初め、Vappu holiday (いわゆるメーデーだが ノリとしては日本の花見に近いかも)の週末にはアムステルダムに行き もうお腹がいっぱいっていうほどチューリップを見た。ツェルマットにはジュネーブ経由で行ったのだが、そのジュネーブもそしてアムステルダムも色とりどりの花と緑がいっぱい、そのころはまだ緑がまったくないヘルシンキから飛んでいった私には衝撃的ですらあった。日本に住んでいたときはそんな緑や花の色とりどりの4月は当たり前だったけれどヘルシンキに住んでいるとそんな感覚を忘れてしまう。そんなヘルシンキにも徐々に春がやってきて公園にも緑色の芝が・・・そしてついに先週末には25-6℃まで気温が上がりKaivopuistoには水着で日光浴の人まで・・・と思ったのも束の間 先週の中ごろにはすっかり気温が下がり雨まで降って最高気温が7℃までしか上がらなかった。日本だったら真冬・・・金曜日には手袋をしないで出かけたことを後悔するほど寒かった。

まあ そんなこんなが今までのかいつまんだ話であるが今日は日本から友人が出張でヘルシンキにやってきた08062009452。 以前から行きたいと思っていたレストランJuuriでディナー。Juuriはフィンランド料理の店であるが今風に作られた料理がおいしいというミシュランもお勧めのレストランである。ヘルシンキの同僚からも絶対行ったほうがいいというお勧めでとても楽しみにしていた。

まず店に入って、とても好印象。あまり広くない店内はなんとなくいい雰囲気をかもしだしていた。表現するのは難しいところなのだが・・・

08062009453事前にメニューを見てなぜかデザートだけは決めて行った私。が まずサパスを選ぶ。サパスは前菜、スペイン料理だったらタパスのフィンランド版。1つ1つがとても小さいポーションなので 前菜食べてもうお腹がいっぱいというよくあるパターンにはならない。種類も10種類くらいあって どれもおいしそう。迷ったけれど 季節のマッシュルームスープを選ぶ。クリーミーなマッシュルームスープにからからに揚げたカマンベールチーズのチップがついてくる。もちろんチーズ好きのわたしのはたまらないおいしさ。友達のチョイスはかぶのグラタン。それはまるで大根餅を彷彿させる。形はチーズケーキを彷彿させたが・・(写真を参照)

 そしてメインは白身魚に ざりがにソース。友人のチョイスは鴨。こちらもと08062009454 てもおいしくいただいて、次は期待度大のデザート。2人ともFresh berries, cardamom buttercream and almond cream jelly (フレッシュベリー、カルダモンバタークリームとアーモンドゼリー)をオーダー。なにしろベリーの季節。街のあちこちでストロベリーが売られている。そしてカルダモンバタークリームというのが心をくすぐる感じ。予想通りのおいしさ。そしてサイズも小さくて無理しなくても軽く食べ終わる。そこがまた素敵と思う私であった。おいしいディナーに話も弾み、とても心地よい日曜日の夕方だった・・・

Juuriの英語のメニューはこちら
http://www.juuri.fi/viinit/13?task=view

同僚の話では予約するのが難しい人気の店だということ。私はラッキーだったようでなんなく予約できたけれど・・・