Haydn and Monrepos at Helsinki Music Center

先週末はずっと行きたいと思っていたHelsinki Music Center (フィンランド語でMusiikkitalo)のコンサートへ。バリトントリオによるHaydn and Monrepos というタイトルでの公演。

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シンガポールから来た友達のスケジュールが合うからという理由だけで選んだこのコンサート、実はとても貴重な経験になりました。コンサートが行われた Organo というホールは、名前の通りパイプオルガンが3台も。そこにムードたっぷりなライティング。その小さなホールにいすをいすを並べてのコンサート、席の指定もないので一番前の席に陣取り、演奏者の指使いも見れたし実は深呼吸の音も聞こえました。(ちなみに当日券も全然買えるし、一番前の席もあまりがんばらなくても取れるっていうのは、ヘルシンキならではですね。日本ではまずチケットを取るのも大変だし・・・)なんの予備知識もなく行ったコンサートですが、なんだかチェロのようでそうでないおもしろい楽器を演奏していたので、休憩時間に演奏者に聞いてみると、それはバリトンというバロック時代の楽器で世界でも20人しか演奏者がいないと・・・ そしてその一人がトリオのうちの一人、Markus Kuikka。北欧では唯一の演奏者だそうです。バリトンの音はというと、私が聞いた限りではとても音域が広く、チェロのような音も出せるけどチェンバロのような音も。実はチェンバロの音が大好きなわたしはついうっとり(笑

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最初から最後までとても素敵な音楽を楽しませていただきました。Helsinki Music Center は昨年9月にオープンしたばかりの音楽ホール。コンサートに行ったわけではないけれど中を見学しようと思って初めて見に行ったときからその建築の美しさにひかれました。そのときは昼間だったので気づかなかったのですが、入り口のオブジェ、実はこんなふうにライトを反射して幻想的な模様を作るのですね~。

ちなみにこんな素敵な気分になれたコンサートのチケットはたったの15EURでした。これにチケットの発見手数料が1EUR加わりましたが・・・

http://www.musiikkitalo.fi/web/en/home

 

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